ThinkPad T14 Gen1(AMD)は最良のノートPCになるか?(購入編)
6月6日は何の日だったでしょう?
それは…楽天リーベイツで特定サイトが20%ポイントバックの日でした!TLの皆様はご存知ですよね。楽天リーベイツを一旦踏んでから、Lenovo Shoppinpで買い物をすると20%の還元を受けられる日だったわけです。(NEC Directもですが)
手のひらサイズのゴルフボールデスクトップを買うか、廉価機ノートPCであるThinkPad E495を買うか、はたまたThinkPadの新しいキーボードllを買うことを決めた人もいることでしょう。そのあたりの詳細は皆様が紹介記事を書きまくってるので割愛します。
じゃあ、俺はこんな日に何を買うのか?この最良の日に何を買うべきなのか朝からずっと考えていました。検討の結果、発売したばかりの新しいThinkPadに買い換えよう。そう決断したのです。
今使ってるノートPCと必要な要件
まずは新しいThinkPadを買う前に今使っているThinkPadを振り返り、何を自分にとって求めるのか?という要件を洗い出していきます。
ThinkPad L380という機種を使っています。銀色のモデルは国内流通していない子ですが、中身は国内版と同じです。
2018年はIntel CPU搭載のノートPCの多くが、4コア搭載(i5以上)になりおおむね処理性能が大きく上がったと言える年でした。ベースの動作周波数はかなり下がっていて単純に処理処理が上がったとは言い切れないのですが、昨今の多数スレッドを走らせるOSにおいてコア数が倍になる恩恵は多いと実感できています。
さて、このL380を選ぶにあたっては6つの条件がありました。
- 4コア搭載(Core i5 8250U以上)であること
- キーボードに変形サイズが無いこと
- 頑丈な筐体であり排熱を十分にさばけること
- メモリの交換が可能なこと
- 廉価であること
- できるなら軽いこと
まず1〜2の条件で残る機種は、T480/T480s/A485/X1Carbon/P43s/E480/L380/L480になります。3の条件では、残念ながら排熱に余裕が一切無く性能を出しきれないという噂があったX1Carbonは候補から外れます。(4でも5でも外れるわけですが)
1〜5の条件によりT480/A485/E480/L380/L480
が残りますが、これを軽さ順でソートします。
L380(1.46kg)<T480(1.58kg)<A485(1.65kg)<E480(1.75kg)<L480(1.86kg)
これはL380を買うしかない。そう決めて、65,847円(ebay)の出費を決めました。
そして届いたL380は、早々にさばかれてしまいます。
見ての通り物理メモリスロット2つとNVMeスロットがあり非常にバランスのとれた構造になっています。最大メモリはおそらく64GBで、モンスターマシンになる余地を残しています。
[L380 spec]
Core i5 8250U 1.6GHz 4C8T
DDR4 32GB Memory(up to 64GB?)
Intel 660p NVme 512GB
Windows10Pro
13.3 inch 1920x1080
追加のメモリやSSDこそ購入すれどコミコミで9万ぐらいでこのスペックとなりました。
実は前モデルであるThinkPad13からステレオスピーカーの位置とかが若干変わってしまったという劣化点はありますが、そこは条件には設定してなかったので及第点とします。(前のモデルが良すぎた)
この系譜は本当に名機で、2017年以降のThinkPadは実は2016年にニュースタンダードとして登場したThinkPad13が設計のモデルになってるのではないか…?というぐらい思想が似てると思っているんです。L380はその直流であり…ここに関しては喋るとオタクが長くなるので辞めます。
ベタボメは↑のURLで割愛
さて、現状ではL380で不便さは感じていません。
TypeCを搭載しており、ディスプレイから給電を受けつつ、映像出力とUSBハブ機能も使えちゃったり、
お昼ご飯を食べるときのお盆になったり…。
特に買い換える理由は無いんですね。
でも6月6日はThinkPadを買うと20%ポイントバックの日です。つまり…今のL380を使いつつ、増設する価値のあるマシンを買うべきという結論に至りました。
俺はThinkPadを買うぞ
L380がいる以上E495とか中途半端な機種はいりません。
ここで検討するのがいまの新機種のラインナップ
L14/L15/X1Carbon/X13/T14s/T14/T15/E14/E15
ねっとりと各機種のラインナップを確認しつつ面白い点に気がついていきます。
- T14s(T480s系譜)はT490sになった段階で筐体が変わりメモリ交換もできなくなってる
- T14はs無しのT490系譜で、メモリが1枚換装できる
- P14sも実はT14と同じような筐体
この筐体なら、T14ってめゃくちゃいい子っぽいな…。途中の画像にあるとおりかなり大型のしっかりとしたファンとヒートシンクが収容できています。排熱性能の高さは、ハイエンドのP14sでも同じような筐体を使っていることからもうかがえます。
一方で、X13はT490sにX280チャンポンして混ぜてるような系譜なので、あまり育ちのいい子ではありません。(小さいものスキーの人向け)
T14が気になってきたところで、採用しているプロセッサに目を向けていきました。
- Ryzen 7 4750Uが搭載可能8コア16スレッド
- このCPUのPassMarkコアは16250
- え?今世の中にあるモバイルのCPUの6番目の性能…?
- 今使ってるi5 8250Uが6159なので倍以上性能差がある…?
参考までに過去にPassMarkのスコアに倍の差がつくと、体感で感じとることができました。過去にメインマシンの買い替えの際に
T400s(Core2)→T430s(i5/i7)→ThinkPad T440p(i7 4core)
と移っていった時のスコアは
847→2315→5186
とほぼ倍々のスコアアップと共に、性能向上も体感できました。もちろんT400s(2009)からすでにSSD(SLC)を使い、上記3マシンは全て通常電圧版CPUだったので、単純な処理性能の差を体感することができています。
このことから、Passmarkのスコアが倍になるというのはそれ相応のステップアップであり、1万の大台どころか、今回ついに16250というほぼトリプルスコアつけてしまったモンスターCPUが突然現れた、と認識しています…。
(^o^)?
しかも。T14って6月5日に発売?昨日じゃん?
※上記2点は公式サイトより
いい筐体に、いいCPUって買うしかないよな…?
ThinkPad T14 Gen1 (AMD)
え?君たち安くない?
ふーんえっちじゃん。
やったぞ!俺はやったぞ!
107,800 × 0.8=86,240
という†選択†をしたわけです。
6月末にはThinkPad T14 Gen1(AMD)が届いていることでしょう。
To be continued...